高田馬場界隈の近代建築

◼︎馬場口の近代建築、看板建築

道路拡幅工事を予定している高田馬場駅から東西線が地下を通る駅前の道を辿ると鉄骨造の2,3階が付属したビル群が連立する。その通りと副都心線の通る明治通りの交差する馬場口交差点には南西と斜向かいの北東に看板建築郡が建つ。

広告の貼られた外観からは一見では分かりにくいが、外観の特徴は双方とも切石組積造のようなモルタルの仕上げとパラペット、片流れの屋根などに共通点がある。おそらく昭和10年前後か。かつてこの交差点は円形交差点(ラウンドアバウト)だったようだ。この建築たちももしかしたら道路拡幅で消えてしまうのかもしれない。

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◼︎高田馬場駅西口の近代建築

高田馬場駅西側地区には10年ほど前には銅板の看板建築や長屋などが乱立していた地区であったが、道路拡張などにより現在は壊滅に等しい。

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二件長屋看板建築
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マンサード屋根の阿部豆腐店

創業90年、昭和15(1940)年この地に移転


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この建築は近いうちに解体のようである。