2020-01-01から1年間の記事一覧

チサンイン名古屋と1973

チサンイン名古屋ホテルは、愛知県名古屋市中村区の名古屋駅太閤口近くに所在するビジネスホテルである。 1973年(Wikiより)に竣工したホテルはその形状と駅前の不思議が相まって名古屋の不思議な建築になりつつある。 1973年の建築と言えば中野サンプラザ(…

大宮のアノニマス建築-2

大宮駅西口の桜木町2丁目界隈。 古着屋の建物等は駐車場に変わってしまったが長屋商店や二軒の住宅と洋館は残っている希少な場所である。 西口の幹線道路ビル群に隠れていた、中空地帯も再開発が決まり風景が大きく変わるようだ。2020.7 巨大なマンションも…

鶯谷の近代建築2ー長屋

以前、鶯谷は戦火を免れた地域と紹介しましたが、その中にも中に入ってお食事のできる長屋のカフェがあります。 建築の竣工時期は不明ですが、関東大震災以前の大正期と伝えられているそうです。

高田馬場1丁目の近代建築、戦前の建築その1

諏訪神社裏にマンサード屋根の文化住宅や戸建ての借家などが集まる地区がある。付近には戦前の文化住宅、邸宅、学生寮が残っているがこの物件群が残っているのはあまり知られていない。 出窓や玄関、屋根などに表現主義の系統の意匠 文化住宅2件

浦和の近代建築

浦和駅西口は古くから中山道として栄え、現在も旧中山道沿いに商業施設や金融機関、宿泊施設が並んでいる。近年は低層商業施設に変わって高層マンションや高層雑居ビルに建て替わっている。これらが接道部に対して奥行きがあるのも旧街道の名残だ。 約10年ほ…

赤山歴史自然公園(仮)と川口市の歴史

赤山歴史自然公園(仮)と川口市の歴史2014/1/8(水) 午前 0:07 ひがわりスケッチブログより 半年前、川口のアトリアで行われた建築の講座から色々、自分でも人間の精神と建築などを考えるようになりました。 講座では戦後の建築の合理性とデザインや篠原一男…

三河島、東日暮里の近代建築群

JR常磐線三河島駅付近には謎の木造建築帯がある。 一段周囲より高くした基礎に立ち上がった街区となっており、外壁も他の町と異なる材が使われている。増改築が激しい。 木造建築団地を出た場所には4件長屋があり、良き建築等 ↓

北区滝野川周辺の近代建築

板橋駅と王子駅から少し歩いた場所、滝野川八幡通りと宮元商店街の交差点。 少し広さのある不思議な交差点で、良き雰囲気のケーキ屋、米店、肉屋、交番がある不思議な雰囲気を持つ交差点である。 二つの駅と都電の各駅から少し距離がある静かな街 大芝米店↑…

トキワ荘商店街の近代建築

久しぶりに南長崎の街を訪れるとトキワ荘の復元も着々と進み町も沸いてきておりました。 豊島区トキワ荘通りお休み処 旧吉津屋米店 昭和元(1926)年 当時の町家の中でも天井高の高い建築で右側にもう一つ構える双子の長屋だったようだ。 小野田醤油所 戦前 ス…

西荻窪:田園都市のと看板建築2

西荻窪駅から少し離れた松庵地区は、戦前の田園都市風景をよく残す町で、農家、洋館付き邸宅、二階建和館などが歩いているだけで散見できる。 その中にはギャラリーやカフェとして中に入ることができる店がある。 松庵文庫 昭和初期築の住宅を改修したカフェ…

西荻窪:郊外都市と看板建築1

西荻窪は1922年に荻窪駅と吉祥寺駅の間の駅として開設以降、区画整理が行われた農業都市として発展をしてきました。 西荻窪駅南口の仲道街にはピンクの象がいたり、小さな飲み屋街、区画整理が止まった駅前、女性好みの店が集まった「乙女ロード」。見ると都…