湯島界隈の近代建築群 その1
長屋群
高大合格祈願に際によく来た湯島天満宮へは最寄りの湯島駅。坂を登ると戦前の建築、文化の繁栄を感じる場だ。
そして、もう一つ数年前まで味のある良き建物があった。この写真の中だが、いまは他の建築と馴染んだ。
旧一色屋菓子店
こちらは、戦後は黒に近い色?だったと伺った。数年前までは赤茶色だった。外装はかわっても窓と全体から元の姿が伺える。
魚て津、相澤牛乳店、池田紙店
湯島大衆バル 鶏ットリア
黒門小学校
竣工:昭和5(1930)年7月19日
設計:東京市
施工:日本土木建築株式会社
黒沢ビル(旧小川眼科ビル)
昭和5(1930)年
設計: 石原暉一
堺屋(旧中村商店)
大正末期〜昭和4(1929)年
設計施工:荒井組
つい最近まで全面にスクラッチタイルが貼られ、タイルの滑落防止のためネットが貼られていた。
両山堂印刷所 昭和29(1954)年
数年前まで大谷石でできた三棟の倉庫、事務所、住宅で構成されていたが一棟を残して解体された。ただ戦後7年後の建築でありながら戦前の建築を彷彿とさせる建築の装飾は、芸術作品だった。